2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
美術大学を舞台に若者たちの複雑な恋愛模様を描く群像劇だが、原作が少女漫画であるせいか、どうも生々しさが足りない。だいたい色恋沙汰が多く出てくるわりには、どれひとつとしてセックスにまで行き着かないのだから呆れる。私の学生時代を思い出してみて…
(原題:Come See the Paradise)90年作品。アラン・パーカー監督が本国イギリス以外で映画を撮る場合は、どうも斜に構えた視線が鼻に付き、素直に感動できないことが多い。初期の秀作「ミッドナイト・エクスプレス」にも見られた人種的偏見はアカデミー賞…
(原題:Kekexili:Mountain Patrol)海抜4千メートルを超えるチベット高原の奥地に生息する希少動物・ヒマラヤカモシカを密猟者から守る山岳パトロール隊の苦闘を描いた実録映画。 パトロール隊とは言っても当局側から雇われているわけではなく、住民の自発…
8月15日のテレビは一日中「小泉純一郎首相、靖国参拝!」で大騒ぎしていたが、正直言ってそんなに騒ぐような事件ではない。だって、7月に小泉は「(谷垣禎一財務相が靖国神社を参拝しない考えを示したことに対して)参拝は個人の自由だ!」との考えを明…
世評は悪くないらしいが、個人的には全く受け付けない映画である。 何よりこの兄弟、気持ちが悪いのだ。いいトシこいて兄弟二人暮らし、ひとつの部屋で一緒に寝て、会話の内容も行動も小児的でオタクっぽい。絶対に知り合いたくない連中だ。 同じオタクでも…
長らく休んでしまいましたが、本日より書き込みを再開します。 今後とも宜しくお願いします ->ALL。
盆休みで留守にしますので、ブログの更新を一週間から10日ほど休みます。 休み明けには必ず復帰しますので、どうぞよろしく。でわ。->ALL。
目の覚めるような快作である。背の高い女の子と、彼女より10cmも背の低い男子学生が主人公の青春コメディ。この“背の高さがどうのこうの”というのはトシ食った今では取るに足らないハナシなのだが、若い頃にはそれこそ人生の運命を左右するほどの一大事…
腰高でスカキンの音に我慢が出来なくなり、当初の予定より大幅に繰り上がることになるが、CDプレーヤーを買い換えてしまった(笑)。機種はオンキヨーのC-1VL。最近システムのことでよく相談に乗ってくれる市内の某ディーラーから購入したが、ネット…
91年製作の、北野武監督の3作目だが、同監督の映画ではこれが最も好きである。 清掃車のウインドウ越しに海を見ている若者・茂(真木蔵人)。ある日彼はゴミ捨て場に放置されていた壊れたサーフボードを拾い、修理する。観客はいつしか一言も口をきかない…
金子修介のテンポの良い演出もあって、観ている間はまあ退屈しないが、劇場を後にすれば何とも虚しい気分になる出来だ。 紙面に名前を書かれた者は必ず死ぬという“デスノート”の持ち主を追う警察が、劇中“犯人は幼稚な奴だな”と呟く場面があるが、それがただ…
90年作品。人気マンガの映画化で監督の松岡錠司はこれがデビュー作だった。 高校の水泳部に所属する苑子(高岡早紀)に一目惚れしたカオル(筒井道隆)は泳げもしないのに水泳部に入り、猛然とアタックを開始。相手の気持ちがどうなのかなんてことはまった…
(原題:Good Night, and Good Luck.)何より、売れっ子俳優の一人であるジョージ・クルーニーが監督としてこういう硬派の題材に挑み、なおかつ評価されるという状況は羨ましい限りだ。硬直した企画ばかりが目に付く反面、作家性を活かす場所もちゃんと用意…
(原題:Twin Town)97年イギリス作品。 ウェールズの片田舎に住む、3歳違いなのに双子呼ばわりされるジェレミー&ジュリアン(リス・エヴァンズ、リル・エヴァンズ)はコソ泥とドラッグとケンカに明け暮れる街の厄介者。ある日、彼らの父親が街の実力者…
(原題:Cars)まずは技術的な面で圧倒される。資金力が潤沢なディズニー/ピクサーらしく、最新のコンピューターを山のように並べて一斉処理させたような精緻な映像だ。各キャラクターの表情は素晴らしく豊かだし、かつまた無機物(自動車)の擬人化という…
(原題:The Three Burials of MELQUIADES ESTRADA )二人の男と死体とのロードムービーという点で、以前アジアフォーカス福岡映画祭で観たバングラデシュ映画「車輪 THE WHEEL」と似た設定の映画だと思った。しかし、技術面では圧倒的な差があるものの、印…
本来なら十代の頃に読んでおかなければならない本。だが私がこれを読んだのはつい最近だ(大笑)。しかし、このトシになってからしか出来ない楽しみ方が見出せるのも、古典たるゆえんだろうか。興味深く読めた。 井上靖の自伝的小説であり、主人公・鮎太の少…
(原題:冬冬的假期)主人公の冬冬(トントン、と読む)が夏休みに遊びに行く祖父の住む田舎町の風景を見たとき、目頭が熱くなった。なぜかというと、日本の田舎の原風景にそっくりだったからだ。山あいの静かな田園地帯。麦が実っている畑のとなりの水田で…
5月1日にウチの玄関の上にツバメが巣をかけたことを書いたが、あれからヒナが生まれ、今は無事に巣立った(写真は巣立つ少し前の頃)。 今までツバメの子育てというのをよく見たことがなかったのだが、面白かったのは、卵を産んでからヒナがかえるまで予想…