2026-07-01から1ヶ月間の記事一覧
観終わって、少し感心した。黒沢清監督にとって、初めての時代劇。どうなることやらと思っていたが、大した破綻も無く最後まで退屈させずに引っ張ってくれている。しかも、この監督の持ち味である“変態っぽさ(笑)”はほぼ封印されているのだ。これが彼のキ…
(原題:THE TROUBLE WITH HARRY)1955年作品。アルフレッド・ヒッチコックが製作・監督した映画の中では、たぶん随一の珍作であり怪作だろう。もちろん、どんなに変化球を効かせたシャシンであろうと鑑賞後の満足度が高ければ文句は無いが、困ったこと…
(原題:MICHAEL )現時点で、マイケル・ジャクソンに関して映画で扱うことが可能なネタばかりを集めて並べただけのシャシンかと思う。だから、取り上げるのが不可能、あるいは難しいモチーフについては完全スルーである。まあ、これで良いと思う観客は少な…
先日、福岡県久留米市野中町にある久留米市美術館で開催されていた、フランス近代絵画の巨匠と言われるアルベール・マルケの展覧会に足を運んでみた。国内では35年ぶりの個展となるが、実は私は若い頃、35年前にも一度見ていたのだった。 そのときはちょ…
観終わって、驚きを禁じ得なかった。濱口竜介監督といえば、過去に「ドライブ・マイ・カー」(2021年)、「悪は存在しない」(2024年)など、今まで凡作駄作しか世に出していなかった。だからこの新作も当初は鑑賞する気は無かったのだが、第79回…
(原題:AMARCORD)1974年作品。私はイタリアの巨匠と言われるフェデリコ・フェリーニ監督の映画をすべて観たわけではないが、一応この映画はフェリーニの代表作とされているものだ。世評はかなり高く、その年のキネマ旬報誌のベストテンでは一位。第4…
面白くない。「ミセス・ノイズィ」(2019年)や「佐藤さんと佐藤さん」(2025年)などの快作を放った天野千尋監督の新作なので期待したのだが、実にお粗末な出来で落胆した。取り上げた題材はまあ悪くはないが、キャラクター設定は安易で、ストーリ…
(英題:WHO IS RUNNING)1997年タイ作品。ガールフレンドのワーン(ナッタリガー・タンプリダーナン)が交通事故で危篤状態になり、取り乱すジァップ(サンヤー・クンナゴーン)は、寺でひとりの僧侶から“それは彼女の前世のカルマが原因だ。助けたけれ…
(英題:A FOGGY TALE)まず驚いたのが、過去に「熱帯魚」(1995年)や「ラブゴーゴー」(1997年)といったオフビートな快作コメディをモノにしていたチェン・ユーシュン監督が、1950年代の台湾で多くの市民が反政府の疑いをかけられて辛酸を嘗…
(英題:HUSBANDS IN ACTION)2026年6月よりNetflixより配信。お手軽な作りの韓国製アクション・コメディだが、あまりのライト級ゆえ、もしもカネ払って映画館で観たら顰蹙ものだったろう。しかし、テレビ画面ならば許せる。少なくとも、退屈し…
まったく面白くない。何のために作られた映画なのか判然としないまま、一時間半程度スクリーンに向き合っただけである。もちろん、どういう映画を撮ろうと個人の自由なのだが、少なくともカネを取って不特定多数の観客に見せるのならば、娯楽性の欠片ぐらい…
先日、カジュアルシューズの調達先としてワークマンプラス(WORKMAN Plus)を利用してみた。職人向け作業服類のサプライヤーとして知られていたワークマンが、一般ユーザーをもターゲットにしたこの新業態に乗り出したのは2018年のことだ。理…