元・副会長のCinema Days

福岡県在住のオッサンです。映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

(原題:MANCHESTER BY THE SEA )全然面白くない。何より、感情移入出来るキャラクターが皆無であるのが痛い。加えて、ストーリーも演出も実に低レベル。映画自体がさっぱり盛り上がらず、観ている間は眠気との戦いに終始した。第89回アカデミー賞では2…

カセットテープの復権。

アナログレコードが見直されていることは以前述べたが、何と最近ではカセットテープの人気も再燃しつつあるらしい。カセットテープが今も製造・販売されていることは知ってはいたが、それはかつての音楽ファンによる懐古趣味や、高年齢層のカラオケ練習用とし…

「帝一の國」

全く期待していなかったが、意外や意外の面白さだった。理由はいろいろあるだろうが、一番の勝因はチャラチャラした色恋沙汰(のようなもの)がほとんどクローズアップされておらず、全編これ“オトコの映画”に徹していることだろう。もちろん、野郎ばかり出…

「エドワードII」

(原題:EDWARD II )91年イギリス作品。シェークスピアと並び称される英国の作家クリストファー・マーロウの戯曲の映画化。ゲイの恋人とともに迫害されていく悲劇の王の姿を描く。ただしデレク・ジャーマン監督作品らしく、衣裳と舞台装置は現代で、セリ…

「カフェ・ソサエティ」

(原題:CAFE SOCIETY)ウディ・アレン作品だが、いつものニヒリスティックな視線が希薄で、アレンの分身のようなインテリぶった野郎も出て来ない。その点では物足りないのだが、豪華なエクステリアの釣瓶打ちで、鑑賞後の満足度は決して低くはない。こうい…

アナログレコードの優秀録音盤(その6)。

所有しているアナログレコードの中で録音が優秀なものを紹介したい。まず取り上げるのが、16世紀にイングランドで活躍した作曲家、ジョン・ダウランドの室内楽曲やリュート独奏曲、歌曲などを集めたディスクで、演奏はパリ古楽奏団。79年録音。タイトル…

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」

(原題:GUARDIANS OF THE GALAXY VOL.2 )面白いと思えなかったのは、何も前作を観ていなかったからではない。おなじみMARVELの作品ながら、設定自体が他のシリーズとは“一線を画した”ようなつまらなさ。大して工夫の無い筋書きを、狂騒的に粉飾して…

「結婚ゲーム」

(原題:Starting Over )79年作品。アラン・J・パクラ監督といえば「コールガール」(71年)や「大統領の陰謀」(76年)といった硬派な作品が有名だが、この映画では珍しくラブコメに挑戦している。その心意気やヨシなのだが、残念ながらあまり印象…

「フリー・ファイヤー」

(原題:FREE FIRE )製作総指揮にマーティン・スコセッシが関与しているので期待していたが、実物は何とも気勢の上がらない出来であり、脱力するしかなかった。明らかに作者はアクション映画の撮り方を間違えている。虚構の筋立てに中途半端なリアリティを…

アビスパ、連勝。

去る5月13日(土)に、福岡市博多区の東平尾公園内にある博多の森球技場(レベルファイブスタジアム)にて、サッカーの試合を観戦した。対戦カードはホームのアビスパ福岡とファジアーノ岡山である。 前回のホームの試合(4月28日)に連続してスタジア…

「ノー・エスケープ 自由への国境」

(原題:DESIERTO)いくらでも面白く出来る題材ながら、観ていてあまり盛り上がらないのは、作り込みが徹底していないからだ。アイデア不足とキャラクター設定の甘さがラストまで尾を引き、活劇としても社会派映画のテイストにしても、空振りに終わっている…

「レスビアンハーレム」

新東宝の製作によるピンク映画。87年作品で、監督はアダルトビデオを手掛けていたらしい(私はよく知らないけれど)細山智明。 心中しようとして山の中に入った女の子二人が、いつの間にか不思議な迷宮に引き込まれる。そこは悪い女王に支配された空間で、…

「人生タクシー」

(英題:TAXI)とても面白く観た。基本的にワン・シチュエーションの映画なのだが、巧妙な仕掛けと重層的なテーマ設定で飽きさせず、鑑賞後の満足度は高い。第65回ベルリン国際映画祭での大賞受賞作で、それも頷けるほどの高水準の作品だ。 テヘランの街を…

「2/デュオ」

97年製作。東京芸術大学の教授でもある諏訪敦彦監督の長編デビュー作で、シノプシスだけでセリフや所作はキャストの即興に任せるという、同監督の独自の手法が採用された最初の作品だと思われる。ただし、本作ではそれが上手く機能しているとは思えない。 …

「バーニング・オーシャン」

(原題:DEEPWATER HORIZON )実話を基にしており、その題材は深刻な問題を内包しているとは思うのだが、出来上がった作品は昔懐かしい“パニック映画”のスタイルを踏襲していて、その点は面白く観た。やはり映画は娯楽である以上、観客を楽しませてナンボの…

サッカーの試合を見に行った。

去る4月29日(土)に、福岡市博多区の東平尾公園内にある博多の森球技場(レベルファイブスタジアム)にて、サッカーの試合を観戦した。対戦カードはホームのアビスパ福岡と東京ヴェルディである。 アビスパは前シーズンはJ1に属していたが、地力の弱さ…

「LION/ライオン 25年目のただいま」

(原題:LION)実録映画だが、実話であることに寄り掛かったような作りで、内容自体は褒められたものではない。しかも、よく考えれば題材そのものも特にクローズアップされるような話ではないと思う。主人公は単に運が良かったのだ。それ以上でも以下でもな…