元・副会長のCinema Days

福岡県在住のオッサンです。映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ドリフト」

(原題:Drift )特別に出来の良い映画ではないが、それなりにソツなく楽しませてくれる。またサーフィンを題材にしているだけあって、喚起力に富んだ映像は要チェックだ。 60年代後半、シドニーに住んでいたアンディとジミーの幼い兄弟は、母親に連れられ…

中古オーディオ製品を扱う店に行ってみた。

福岡市中央区大名に、中古オーディオ機器の専門店「ハイファイ堂」の福岡店がある(本店は名古屋市)。数年前にオープンし、何度も店の前は通るのだが今まで一度も入ったことがなかった。しかし実家にあるオーディオアクセサリーを処分する必要が生じたため…

「ブルー・ストリーク」

(原題:Blue Streak )99年作品。お手軽アクション映画の典型なのだが、設定が面白く、キャストも好調。まあ、アラを探せばいくらでも出てくるが、この程度の作品をマジに批評してもしょうがない(笑)。 二千万ドルの巨大ダイヤモンド“ブルー・ストリー…

「きっと、うまくいく」

(原題:3 IDIOTS)手が付けられないほど面白い(笑)。インド製娯楽映画だから多種多様なテイストがてんこ盛りであることは当然だが、本作は“他の作品”のように、話の辻褄が少々合っていなくても歌と踊りと勢いで乗り切ってしまおうというパターンが見受け…

「評決のとき」

※注意! ラストを明かしています。 (原題:A Time to Kill)96年作品。ミシシッピー州の田舎町で起こった黒人少女暴行事件。犯人の白人二人組はすぐに逮捕されるが、怒りに燃えた少女の父親(サミュエル・L・ジャクソン)は連行される二人組を射殺。第一…

「ビル・カニンガム&ニューヨーク」

(原題:Bill Cunningham New York)人間の“器の大きさ”に対して、思い切ったアプローチを敢行している映画だと思った。またそれを可能にした作者の粘りと求心力にも感服する。 このドキュメンタリー映画が描く素材は、50年以上もニューヨーク・タイムズ紙…

「ヘアー」

(原題:Hair)79年作品。68年からブロードウェイで上演された同名のミュージカルの映画化。ハッキリ言って、映画の内容よりも、あの時期に映画の企画として取り上げられたことが興味深い。 ベトナム戦争の最中である60年代後半、オクラホマの田舎町か…

「これからの人生」

(原題:La vie devant soi )77年作品。パリの下町のアパートで娼婦の子供たちを預かりながら暮らすユダヤ人老女とアラブ人の少年との交流を描くモーシェ・ミズラヒ監督作。アカデミー外国語映画賞やロサンゼルス映画批評家協会賞などを獲得している。 や…

「ごめん」

2002年作品。年上の少女に一目惚れした小学6年生の男の子の大奮闘を描く冨樫森監督作品。ひこ・田中による同名小説の映画化だ。これは面白かった。冒頭の、主人公の「精通」をめぐる爆笑ものの騒動により観客を引き込んだ後、終盤の疾走感あふれる怒濤…

「L.A.ギャングストーリー」

(原題:GANGSTER SQUAD)ブライアン・デ・パルマ監督の「アンタッチャブル」(87年)に似た映画である。警察のはぐれ者グループのターゲットになるのが実在のギャングで、スタイリッシュな銃撃シーンがあるところも共通している。ただしクォリティとして…

「フライト・オブ・ジ・イノセント」

(原題:La Corsa Dell' Innocente)92年作品。この映画は何といっても冒頭の10分間がスゴイ。舞台は南イタリアの山村。主人公の少年の家をマフィアの一団が襲う。家族を一瞬にして皆殺しにするあたりのすさまじい残虐描写、キレのいい演出、あふれるス…

フォルクスワーゲンのup!を購入した。(その2)

実を言うと、私は自動車を購入する際、外観にそれほど関心を払わない。なぜなら、乗っているときはクルマのエクステリアは見えないからだ(当たり前だ ^^;)。どちらかというと、私にとって大事なのは外装ではなく内装の方である。 しかし、自家用車に乗る機…

フォルクスワーゲンのup!を購入した。(その1)

今回新たに我が家の狭い駐車スペースに鎮座することになったのは、フォルクスワーゲンのup!である。まさか自分が(決して高価ではないが)輸入車のオーナーになろうとは、買い換えの検討を始めた頃には思いもしなかった。 ただし断っておくが、何も見栄や…

「藁の楯」

前半は面白かったが、中盤以降は腰砕けである。その分岐点はどこかというと、主人公達が列車を降りて“地上戦”に移行するあたりである。つまりはスピード感の低下が即映画の失速に繋がっているわけで、その意味では出来が実に“分かりやすい”映画ではある(笑…

「HYSTERIC」

2000年作品。無軌道な若いカップルの乱行を描く瀬々敬久監督作品。94年に起こった大学生殺害事件で逮捕された若い男女をモチーフにしているが、映画は事実に即してはいない。 内容自体は冗長で退屈だ。時制をランダムに並べる手法は思い付きの次元を出…

「アイアンマン3」

(原題:IRON MAN 3)楽しめた。題材とテーマはけっこう重いものがあるが、主人公の飄々とした造型および人を食ったユーモア精神により、ヒーロー物の領域を踏み外さずに万人にアピールする出来に仕上がっている。 異次元宇宙からの侵略者と戦った「アベンジ…

「第10回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その4)

会場ではオーディオ機器に加えてAVシステムのデモンストレーションも行われていたが、今回の目玉は何と言っても4K解像度をフィーチャーしたプロジェクターである。 4K解像度とは、フルハイヴィジョンの4倍の画素数を持つ動画フォーマットのことである…

「第10回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その3)

このフェアで印象に残った機器をいくつか挙げておくと、まずスウェーデンのaudio pro社のスピーカーAVANTO FS-20とAVANTO S-20に指を折りたい。AVANTO FS-20はトールボーイ型のモデルで、低音用ユニットが筐体の側…

「第10回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その2)

会場で展示されていた独ELAC社のスピーカー、FS407とBS403は2012年にリリースされた同社の新作だ。サウンドだが、このメーカーらしいスクエアーで俊敏な音像展開が印象付けられる。ただし、良くまとまっているのはフロアスタンディング型…

「第10回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その1)

去る4月27日から29日にかけて、福岡市博多区石城にある福岡国際会議場で開催された「九州ハイエンドオーディオフェア」に行ってきたのでリポートしたい。今年(2013年)で第10回目となるが、それを記念した大々的な企画は無かった(爆)。それど…

「リンカーン」

(原題:LINCOLN )観ていてさっぱり面白くないのは、スピルバーグという“登場人物の内面描写がほとんど出来ない作家”がメガホンを取っているからだろう。第16代合衆国大統領であるリンカーンの政治理念の背景、また彼が南北戦争突入前に抱いたはずの“開戦…